旅行命令書 様式改正
いよいよ、4月から旅行命令書の様式が改正されました。○野大臣の脱ハンコ施策の影響ですが、ある意味改善です。忙しい学校現場、特に小学校では空き時間の無い中で職員全員からハンコを押してもらうのにはかなり時間がかかります。
ちょっと職員室に戻った時に、机上にある旅行命令書を見てチェックや○ならすぐできるけど、引き出しから、または出勤簿の脇まで行って印箱からとなると「今は無理!」となり、後回しにされることが容易に想像できます。では、すぐ「脱ハンコに!」移行できるかというと、二の足を踏む事務職員が多いのではないでしょうか?
自○党ハンコ議員連盟の〇内会長がYouTubeでハンコ文化について語っていましたが、確かに生活の中に根付いていることを仕事柄感じる場面が多々あります。そういう意味では学校事務職員こそハンコ文化については実は保守的なのではと感じます。 ハンコを押さないで大丈夫か?とりあえず押しておけば間違いないだろう!多くの事務職員がそんな感情に共感することが想像でき、どれだけの事務職員がそんな感情から脱することができるでしょうか?
今までのあたり前はあたり前じゃない!そう訴え続けてきた福事労だからこそ、この30年間で様々な改善を現場にもたらすことができたのだと思います。古くは平成4年にお茶くみ問題からジェンダーを訴えてきましたが、今ではだれも抗うことのできない常識となっています。脱ハンコは我々の訴えではありませんでしたが、是非、現場感覚に近いこの流れ止めたくないと個人的には思います。
働き方改革の観点からもハンコフリーの流れを止めるのではなく、うまく乗りこなし、他の事にも広めていきたいと思うこの頃です。
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