多忙化解消ホニャララプランⅡ改訂について

 いよいよ年度末を迎え、学校現場は多忙になりつつあります。各種会計決算や補助金の実績報告、新入生関係の手続きや人事異動に向けた準備等、仕事が片付かないところに次の仕事がどんどん押し寄せ、出口の見えないトンネル状態です。それでも4月には全て片付き思い出に代わっているはずと、歯を食いしばり頑張る毎日です。超過勤務時間を計算してみると、今月も30時間越えは間違いなく、土日はしっかり休みリフレッシュしようと考えているところに表題の通知が届きました。

  目を通してみましたが、結局は自分たちで工夫したり、周囲に働きかけたり、理解してもらって業務量を減らしましょうということだが、そもそも論として、法律に抵触しているのに自分たちで頑張れというのは無責任ではと思います。おそらく、教員に超過勤務手当を払うことにならない限り、本気では考えないのだろうと思います。

  解決方法は簡単で、中学生でもわかるのではないでしょうか。
 ・一人当たりの負担軽減のために人を増やす
 ・割り振り方を考える前に、割り振る業務の総量を減らす

 教員だけでなく事務職員の仕事も同様です。頑張って何とかするというのは素晴らしいですが(本当?自己満足もあるが)、みんなが同じようにできるわけではなく、また、それだと問題が起きているとは認識されません。定時で帰るのが一番ですが、超過勤務の実態があるのに手当を請求しない事務職員が結構いるようです。自分達ばかり申し訳ない、校長が認めてくれない、請求しない美学?など理由もあるでしょうが、しっかり請求しないと事務職員の仕事の実態は誰にも届きません。実態・問題がわかって対応を考えるからです。隠さず、働いた分は請求をしていきましょう。

 

 

あけましておめでとうございます

 少し、いや、大幅に遅れましたが、今年も福事労ブログをよろしくお願いします。

前回更新から、ずいぶん時間がたってしまいましたが、本日福事労ニュース全県版を2号まとめてアップしました。更新が遅れたことを心からお詫びしつつ、ニュース全県版の編集に携わった皆さんのご労苦に心より感謝申し上げます。今回もニュース全県版が、県内事務職員の皆様のお役に立てれば何よりです。 

 さて、年が明けてから一か月がたち、早くも年度末ムードが漂ってきました。本日も支部の人事関係業務で某市教委に伺ってきました。人事異動は大きな労働条件の変更であり、組合員の意向に沿った人事となるよう福事労としても支援していきたいと思います。

 今週末2月4日(土)13:00から二本松市男女共生センターで開催されるクウォーター集会では春の交渉の要求書づくりをはじめ、役員選挙や今後の運動方針等重要な事項について協議する予定です。

 新型コロナ感染予防対策をしながら、リモート参加も受け付けての開催となります。

 より多くの組合員の要求を取りまとめて要求書を作り上げたいと思いますので、出席くださるようお願いします。

 最後に、皆さんにとって今年が良い一年になりますようお祈りします。


あらためて特別休暇!  

 結構、「誰でも知っているでしょう」ということですが、あらためて問い直したとき「その場合どうなるの?」ということも多くああります。そんな身近な疑問に答えたいと思います。今回は忌引休暇について問い合わせがありましたのでお答えします。


Q1 忌引休暇の申請は亡くなった日?それとも葬式の日から?

A1 本人の申請に基づいて、忌引休暇を承認した最初の日から起算されます。死亡の日、あるいは連絡を受けた日では無く、亡くなった日や葬儀の日とは関係なく、必要と認められた期間取得できます。

 Q2 忙しいので今日から取りたいが明日は出勤して残りを明後日からと分散できるか?

A2 必要な期間で承認されるので分散では取得できません。

 

3 時間や半日単位で取得できるか?

   承認された期間の初日や最終日、例えば初日午後から取得したり最終日の午前まで

取得することはできますが、夏季休暇のように切り上げて1日とカウントされます。

 

Q4 移動日も含まれるとは?

A4 遠方の場合は往復の移動に必要な日数を前後にプラスして取得できます。

 

Q5 週休日も含まれるとは?

A6 忌引き休暇として必要だとして承認される期間には土日も含めれます。

   例)祖父の葬儀で木曜日から忌引き休暇を取得したい場合

     日以内の期間で取得できるので、木曜日が期間の初日の場合は土曜日まで取

      得できます。

 

質疑応答をしていて、このような質問の背景には様々な個々人の状況があるのでしょうが、昭和の時代のように猛烈に頑張るより、亡くなった人を惜しむ・別れを大事にする時間をしっかり取るほうが良いと個人(鹿又)的には思います。こんな状況がブラック学校の所以でしょうか?

 福島県学校事務交流集会&全国学校事務労働者交流集会のご案内

今年の交流集会は結成30周年の記念の会であり、全交流も併せて開催されます。

多くの方の参加をお待ちしております。

<日程>

9月30日(金) 
14001700    ・開会・主催者あいさつ

     ・記念講演 「駆け抜けた30年」 元都学労書記長 酒井雅親さん

       ・シンポジウム テーマ①「全学労連 むかし・いま・みらい」

10月1日(土)

9001200   ・シンポジウム テーマ②

   「共同実施・共同学校事務室と事務職員の業務負担増の実態」

    自由討論

13001700  ・福島県学校事務交流集会

  part        #学事今昔物語

  part        研究所レポート ~超過勤務の実態と手当の乖離~

  part        その仕事、危なくな~い!?

10月2日(日)

9001400  ・オプショナルツアー

    震災・原発災害被災地のフィールドワーク